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【管理栄養士監修】乾燥肌や肌荒れの原因~食べ物・食事編~

【管理栄養士監修】乾燥肌や肌荒れの原因~食べ物・食事編~

乾燥肌の原因には、季節的なものやスキンケアにおける保湿不足、過剰な洗顔によるものなどがありますが、実は普段の食事の摂り方も大きく影響しています。 つまり、『体質だから』とあきらめていたアトピーなどの肌荒れや、乾燥肌は、食事の方法によっては改善できる可能性が高いということ。 肌の改善というと、外側からのスキンケアにばかり目が行きがちですが、内側からのインナーケアも重要なのです。 今回は、乾燥肌を招く食事の内容やチェックリストをはじめ、具体的にどのような食事が乾燥肌を悪化、もしくは改善させるのかを栄養学的観点からまとめました。

Contents

1.肌を保湿する材料は「タンパク質」と「脂質」

角質層

2.あなたの原因はどれ? 乾燥肌を招く食事チェックリスト

脂質とタンパク質の不足が乾燥肌を招く大きな原因になり得ることが分かりました。
そこで、まずは以下のチェックリストで、今のあなたに乾燥肌の原因とになりうる食習慣があるかどうか、チェックしてみましょう!

いかがでしょうか。ご自身に当てはまる項目はありますか?
もしあれば、その項目こそが、実はあなたの乾燥肌の主原因かもしれません。
それでは、これらの食習慣がどのようなメカニズムで乾燥肌を招くのか? 詳しく紐解いていきます。

2-1.おにぎりだけ、パンだけ…主食だけの食事はNG

2-2.魚やナッツは積極的に摂ろう!

魚やナッツは、ベジタリアンやヴィーガンのような食生活を送っている方はもちろんのこと、日頃から肉や乳製品などのタンパク質をふんだんに摂っている方にも、積極的におすすめしたい食品です。

2-3.ヴィーガンやベジタリアンは内容が重要

2-4.ダイエットや減量中でも、良質な脂質は必須

2-5.インスタント食品やスナック菓子は、乾燥肌の大敵

2-6.カフェインやジュースが乾燥肌の原因に

3.乾燥肌を招く“不足している栄養”と“過剰な栄養”

乾燥肌や肌荒れを改善するには、食習慣を整えることが大切だということがわかりました。下の表では、お肌作りにおいて補いたい栄養と、減らしたい栄養をまとめました。

3-1.タンパク質は「アミノ酸スコア」の高さで選ぶ

3-2.「脂質」は、脂肪酸の種類がカギ

特にダイエット中の方々から避けたいものとして一括りにされがちな『脂質』。ですが、脂質は構成される脂肪酸の種類によって、身体への影響は全く異なるため、全ての脂質が“悪”になるわけではありません。
脂質を脂肪酸別で分けると、以下のようになります。

3-3.リノール酸を抑えた食事は敏感肌やアトピー由来の乾燥肌も改善

3-4.α-リノレン酸を増やして炎症のもと“プロスタグランジン”を抑制!

サプリメントカプセル

3-5.カフェインは脱水のもと

3-6.清涼飲料水で進むお肌の糖化と老化

清涼飲料水
果糖ぶどう糖液糖
乾燥肌 老け顔

冷たくて美味しい甘い飲み物は、水分を取ってうるおっているようで、実は乾燥をはじめとする肌トラブルを促進しているかもしれないという、甘くない真実も覚えておきましょう。

まとめ

食事で摂る栄養が、乾燥や肌荒れを引き起こす原因になっていたことや、どのような食事がお肌悩みの原因に繋がっていたのかをお伝えしました。
この記事では、栄養素のはたらきにスポットを当てましたが、どのような食べ物を、どれくらいの量食べることが乾燥肌の改善に良いかを知りたい方は、下記の関連記事もご覧ください。

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